2012年6月30日土曜日

スイングの調整


下半身と上半身のバランスが悪くなると,スイングがバラバラになり,方向が悪くなります.上半身が強くなるとどうしても腰が止まりチーピンのように左に曲がり出します.下半身でまわそうとすると,今度はクラブが遅れて右に押し出すかスライス系の玉がでると思います.

 こういった現象を取り戻すためにどのような練習をすればよいのでしょうか.

 それはスロースイングが一番宜しいかと思います.どういう事かというとドライバーで飛距離を半分ぐらいでる感じでスイングします.振り幅で調整するのではなく,フルスイングと同じ振り幅でゆっくり振るのです.体全体を使ってとにかくゆっくりとスイングするのです.これで真っ直ぐ距離は別として飛んでいくようになれば体全体をバランスよく振っていると言うことです.

 それと,あくまでも円を描くと言うことも考えてみてください.楕円に振れるのはプロの連中ぐらいだと思います.アマチュアに限ってはどうしても体の軸を中心に振っていくことの方が大事です.

 バックスイングで左腰が右側に移動していくと思いますが,トップに行った時からの切り返しでは下半身のリードが大事なのはおわかりだと思いますが,左腰の位置に右腰の方向にまわしていく,あくまでも意識の問題ですが.

 トップからの切り返しがいかに大事か.体重がまだ右足に残った状態から右腰を左腰のあたりにまわしていく.このどう差が出きればほぼスイングは完成されたようなものです.

 一旦スイングに入って終わるまで約2秒足らずでスイングが終わってしまうので,その間にあれもこれも出来るわけがありません.ただいまフルスイングをしている半分のスピードでゆっくり振ることで,全てにおいてどこが悪いかどこに力が入っているかなど,少しずつわかってくると思います.こういったスロースイングはあくまでもスイングの確認をしながらの練習なので,飛距離などは関係ありません.安定したスイングを作るためにもいちどスロースイングを練習してみてください.きっと今迄以上の安定したボールが打てると思いますよ.

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